盲人の方、一人旅のお手伝い。到着から帰国まで専任のガイドがサポートさせていただきました。

お客様の思い出

こんな嬉しい御礼のお手紙をいただきました。

(下記原文です)——-

目が見えない中海外に行っても大丈夫だろうかと、出発の日が近づくにつれ少しずつ緊張するようになってきました。

出国の手続きは?

台北についてからは?

3泊4日 安全にいけるやろかと。

目が見えない私にとって、日本ではなく海外で自分で安全を確保することは難しいです。
全てはガイドさんにお任せするしかないのですから。

当日、事前に打ち合わせていた私の交通機関を使った行き方と到着駅を確認して、到着時刻に合わせて藤原さんが待っていてくれました。
目の見えない私がわかりやすいように、触ってわかる袋に分けて、海外保険や出入国の手続きに必要な書類を用意してくださっていました。驚きです。

台北につくと、イミグレーション?を出たところにガイドの李さんが待っていて声をかけてくださいました。
段差や階段、エスカレーターの昇り降り、人込みや周りの様子など、わかりやすく伝えてくれたので安全に手引きで歩くことができました。

それは、今回の旅行中最後まで続きました。
「どうして手引きは初めてなのにこんなにわかりやすく伝えてもらえるのですか?」
と尋ねたところ、「相手の気持ちになって、どうしたらわかりやすいか考えています。」と、言われたので、驚きとともに安心しました。

今回の旅行の目的は、
食べまくる、
温泉やマッサージでのんびりのほほん、

でした。

昼はお勧めの地元のお店、夜はもちろん毎日夜市に行って、おいしいものを食べ飲みまくりました。
食材のことやお勧めの食べ物、お勧めのお店はもちろん、台湾の状況や文化などいろいろ教えてくれたので、さらに会話が弾み楽しい時間を過ごすことができました。
会話が楽しく、本当に楽しかったです。
毎日こちらの要望に合わせ、日程を相談しあいました。

なんと友人が同じ日に台北にツアーで来ていて合うことができることがわかりました。
その日の予定を出会える時刻に合わせて組みなおし、電車に乗って温泉に入ったりマッサージをまず楽しみました。
李さんが選んでくれたお互いのホテルに近い夜市で待ち合わせをして、友人と素敵な出会いに感激しました。李さんと三人で夜市を楽しんでいると、
「ツアーではこんなに詳しく説明してもらえなかった。」と、今まで知らなかった食材や夜市のめぐり方や電車の乗り方など、驚いていました。
確かに、気に入ったものをいろいろな店で何度も食べたり疲れてきたときは公園や淡水でのんびりしたり、スーパーやコンビニ、鉄道など地元の生活に触れることができるのは、この旅行のいいところだとと思いました。

目が見えなくても、こんなに旅行が楽しめるのは、自分の体調に合わせて予定を話し合って決めたり、予定外のお寺や本屋さん、お勧めの場所を教ええてもらったりして、心地よいサポートを受けたからだと思います。

出国時には、予定外のフライトの遅れにも李さんとのんびり話をしたり、空港で飲んだりしながら過ごすことができました。

関空では、藤原さんが待っていてくださり、同じフライトで帰国した友人の入国を待つことができました。

その時々のこちらの思いに合わせって動いていただいたおかげで、本当に楽しい、安心した、やりたいことができた海外旅行になりました。
ありがとうございました!!!

タイトルとURLをコピーしました